消防士を退職したいと思っています。
失敗せずに転職できる方法を知りたいんですがなかなかいい情報がなくて…
今回はこういった疑問にお答えします。
この記事の想定読者はこんな人です!
消防士を退職、そして失敗せずに転職できる方法を知りたい人
ボクのサイトにたどり着いた人のほとんどは「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」と思っている人なのかもしれませんね。
ボクも実は在職中はあなたと同じように思い悩み、そして消防士から転職、独立しフリーランスとして生活しています。
現在はちょうどいい仕事をしながら、家族との時間と自分の時間を楽しんでいます。
しかし消防士を辞めると心に決めてから、転職活動を始めた頃は不安で不安で仕方なかったのを覚えています。
というのも「消防士の退職や消防士からの転職などがまとまったサイト」がなく、ネットで調べても似たような内容や情報ばかり…
「消防士の退職や消防士からの転職とかまとまっているサイトがあればいいのになぁ」と思っていました。
なのでボクは「消防士を退職、そして消防士から転職するためのノウハウ」をまとめることにしたんです。
消防士からでも安心して転職できる具体的な方法をボクの経験に基づいてこの記事に書きました。
この記事の内容はこんな感じでです!
- 消防士から転職したい理由って?
- 消防士を転職する前後で不安なこと
- 消防士から「失敗せずに」転職する方法
- 消防士から転職後の生活消防士を転職しないという選択
上記の内容はすべてボクが転職前、転職活動中に悩んだこと、そして実際に転職してみて感じたことです。
この記事を読むことで「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」と思っている人の悩みが少しでも解決できればと思います。
転職を考えている消防士の方にちょっと朗報です。
下記のミイダスというアプリを使えば簡単にあなたの市場価値を知ることができます。
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もちろん無料ですので試す価値ありですね。
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消防士から退職したい理由って?
「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」と思う理由は様々ですし、ぶっちゃけそう考える人って結構多いんですよね…
ボクが現職時代も実は何人かの消防職員が辞めた転職したりして行きました。
消防士になる前は、「休みも多いし、身体も動かせるし、こんなに良いい職業はないだろうな」なんて思っていたのに、いざ働いてみると現実は違いますよね。
消防士っていう職業はやっぱりそれだけ特殊なんです。
消防士という職業の特殊性
新卒で民間企業を経験してきたボクにとっては、消防士として働き始めたころから実はその特殊性がかなり気になっていました。
民間企業とは次の点が大きく異なり、人によっては負担になります。
① 閉鎖的で「消防の常識は世間の非常識」という世界
- 消防士以外で通用するスキルを学べない
- 「外部」との関わりがないまま退職を迎える
② 家族との関わり
- 非番業務や訓練で意外と家族との時間が少ない
- 日勤になれば休日出勤やサビ残は当たり前
- 災害時等は招集され、家族が犠牲になる
③ 人間関係
- とにかく面倒くさい
- 職場とプライベートの境目がない
- パワハラ・モラハラに対する認識が低い
④ 組織上の問題
- 無駄な仕事(日常簿冊処理、業務調整、やっつけ研修)が多い
- 新たな取組や業務を取り入れるのに膨大な時間がかかる
- 忖度する場面が多い
上記4つの点は、最近の民間企業では考えられないことです。
毎年毎年消防職員のパワハラ事件は後を絶ちません。
ボクも実際に現職時代ひどいパワハラを受けたことがありました。
当時は極度の精神的ストレスからうつ病を発症し、病気休暇を取得してメンタルクリニックで半年間治療しました。
ですから当時は「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」とまで思っていました。
現役の公務員なんですがうつになってしまいました。 実は今、病気休暇中で将来のことを考えています。 やっぱりもう出世とかはムリですよね... 今回はこういった疑問にお答えします。 […]
ほとんどの人はボクと同じように、このような消防組織の「闇」の部分を受け入れられなくなり「もう消防士を続けるなんて無理だ…」と思うようになります。
ボクが消防士を退職しようと思った理由
- 消防士よりもやりたい仕事がある
- 消防士がイヤだから消防士を退職したい
- 消防士を退職して自由な生き方がしたい
ボクは以前、消防士時代の先輩に向けて以下のようなツイートをしました。
消防士の若手時代に厳しい先輩から教えてもらったこと
😱飲み会は何よりも最優先
😱下っ端から年休を使うな
😱先輩からの誘いは断るな
😱誰よりも早く出勤しろ
😱先輩が寝るまで寝るな
😱先輩が帰るまで帰るな先輩…これ本気で言ってたんですね
いい大人になってウソつくのはダメですよ#消防士
— akira-san@消防士 (@akira_blogger) May 1, 2020
ははは…ブラックですね。
ちなみに消防士は年功序列の世界ですので、実質先輩の言うことに対しては絶対服従という概念があります。
消防士を拝命したばかりの時は「消防士=上下関係がすべて」の組織だからと思い、違和感を感じながらも働き続けていたんです。
しかし、勤務を続けているうちに、以下のことを理由に消防士退職というワードが頭をよぎり始めました。
- 不毛な仕事や人間関係や組織体制がブラック
- 手放しでプライベートな時間を満喫できない
- 社会的に自分自身の成長が見込めない
ほとんどが先に述べた消防士という職業の特性から来る理由です。
この3つの問題は個人の努力ではどうしようもなく、転職せざるを得ないという結論に至りました。
ボクのまわりで転職した先輩や後輩もこの3つの理由にあてはまります。
消防士の転職先としてトラック運転手ってどうなんですか? 今回はこういった疑問にお答えします。 この記事の想定読者 消防士の転職先とし[…]
消防士からの転職前で不安なこと
「思い切って消防士を辞めよう!」「消防士から転職して新たな人生を歩もう!」と決心しても正直不安です。
消防士ってなんだかんだ言ってもクビになることはないですし、我慢して出勤して上司から言われたことさえしていれば、給料は貰えますしボーナスも支給されます。
実際に無の境地でダラダラと組織に居座っておられる職員もいますからね。
ボクが消防士を辞めて転職しようと思ったときに抱いた不安は以下の2つ
- 消防士として働きながら転職活動できるの?
- 消防士をスムーズに退職できるの?
上記の2つは消防士から転職するときに絶対に不安に思うことです。
特に「消防士ってスムーズに退職できるの?」という相談をTwitterのDMで受けたことが何度かあります。
消防士として働きながら転職活動できるの?
安心してください。よく考えてみるとこの不安って消防士に限らず、転職を考えている人たちに共通しているものです。
もちろん消防士を辞めてから転職活動を始めるのもアリだとは思います。
ただ、消防士を退職してから転職活動をするのはそれなりのリスクを伴います。
しばらくは退職金や貯金を切り崩しながら生活していくことはできますが、やはり次のパイを持って退職した方がメンタル的には安心できますから。
またボクが消防士を退職する際も、上司や先輩から実際に以下のようなことを言われました。
公務員なのに辞めるなんてもったいないぞ
一度辞めたら戻れないし、絶対に後悔するぞ
消防の仕事が嫌ならどこへ行っても通用しないぞ
ボクがTwitterでフォローさせて頂いているわたでゅさん@元消防のwebデザイナー(@surfcodo)が以下のようなツイートをされています。
辞めた所でお前は通用しない
って言われても消防しか知らない人に言われても説得力がないんですよね。そんなの分かる訳ないんだしさ、素直に寂しいって言いなさいよ先輩。笑
生意気な後輩だったから寂しいんだろうなぁと思います。
去年、後輩が辞めたときは確かに寂しかったですしね。— わたでゅ@元消防のwebデザイナー (@surfcodo) October 26, 2019
消防士を辞めたことをない人にあれやこれやと横槍を入れられても気にする必要はありません。
なぜなら、彼らの言う内容って決して体験談ではないからです。
では、消防士として働きながら転職活動はできるかという疑問を解決していきましょう。
「消防士として働きながら転職活動できるのか」と不安になる原因は概ねこの3つですね。
- 消防士在職中の転職活動は地方公務員法や服務規程に抵触しないの?
- 消防士として働きながら転職活動をする時間はあるの?
- 消防士として働きながらの転職活動はバレるのか?
それでは順番に見ていきましょう。
消防士在職中の転職活動は地方公務員法や服務規程に抵触しないの?
まず消防士在職中の転職活動についてですが、結論的には以下の服務規程上の問題のみです。
地方公務員法35条(職務に専念する義務)に抵触する場合のみです。
勤務時間中に転職サイトを見たり、転職エージェントと連絡しあったりしない限りは特に問題ありません。
ですからこの問題に関しては難なくクリアできます。
消防士として働きながら転職活動をする時間はあるの?
消防士が在職中に転職活動をする際、ある程度時間がかかるのは大きく次の6つになります。
- 自己分析と情報収集
- 履歴書と職務経歴書の作成
- 求人探しと応募
- 面接等の対策
- 面接
- 内定後の調整
いずれも非番日と週休日を利用すれば十分に対応できますよね。
ただしこの6つをすべて自分の力だけでクリアしようとすると、かなりの時間と労力を要します。
あとで詳しく述べますが、転職エージェントを利用するとこの6つの項目すべてを効率的にこなすことができます。
転職エージェントは無料で利用できますので、積極的に活用しないと圧倒的にもったいないです。
面接だけは非番日や週休日に設定できなければ、年次休暇を取得する必要があります。
面接は1社につき大体2、3回程度ですのでタイミングよく挑めるように、休みの段取りをしておきましょう。
消防士として働きながらの転職活動はバレるのか?
転職活動を始める前に気になってしまうのが、転職活動がバレることではないでしょうか?
でも、転職活動は自分から言わない限り絶対にバレることはありません。
転職活動がバレてしまうのは、仲の良い先輩や同僚などについつい話してしまうからなんです。
消防あるあるなんですが「ここだけの話」をした瞬間に、それは「ここだけの話」にはなっていないということです。
どんなに信頼している人であっても、どこかで話したくなってしまう、というのが現実です。
消防署のなかでは決して誰にも相談しないのがポイントです。
自分の噂話を耳にしてしまったり、上司や先輩の態度が変わる場合があると面倒ですからね。
ただ、個人的には転職活動がバレたところで地方公務員法や服務規程上問題なければどうってことないと思っています。
グタグタ言ってくる署員なんかを相手にする必要はありません。
消防士ってスムーズに退職できるの?
転職活動を始めようと思っても気になるのが、スムーズに退職できるかどうかです。
「転職先が内定しても消防士を辞められなかったらどうしよう」と心配する人は多いと思います。
結論を申しますと、消防士を退職するにはある程度の期間が必要になります。
労働者の任意退職については、民法第627条第1項に規定されています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(民法第627条第1項)
上記のとおり、労働契約に期間の定めがない場合には、いつでも任意退職の申し出を行うことが認められており、任意退職の申し出後、原則として2週間後に退職の効果が生ずることとされています。
つまり法律上は2週間前に申し出たらOKと言うことになります。
しかしながら、仕事の引継ぎや、組織内での事務手続き、欠員による異動、年次有給休暇の消化などを加味した場合、波風立てずに退職しようとすれば、1カ月以上前には退職の意向を伝える必要があります。
退職届は条例で定められた様式がありますので必要事項を記載して消防長に提出するだけです。
消防士退職までに考慮しておきたい期間は以下のとおりです。
2週間(民法第627条第1項に定める期間)+30日(もろもろの手続き)は個人の力では変えることができません。
教えてGooやYahoo!知恵袋などで「消防士を辞めようか迷っています」という相談が多いのは「上司の引き止め」や「家族の引き止め」によって一度決めた退職に横槍が入るからなんです。
消防士を迷うことなく退職するために最も重要なのは「上司の引き止め」や「家族の引き止め」をいかに早くクリアするかです。
消防士からの転職後で不安なこと
消防士からの転職を考えたとき、転職前のことよりも転職後のことのほうが心配になりますよね。
ボクが消防士から転職した後で不安に思っていたことは次の3つでした。
- 年収は減るのか?
- 仕事の環境と人間関係?
- 民間企業で通用するかどうか?
上記の3つについては、転職先が人によって違うので絶対に大丈夫とは言えませんが、ボクの場合は大丈夫でした。
消防士から転職すると年収は減るのか?
転職するときに真っ先に気になるのは転職後の年収ではないでしょうか。
転職後の年収は消防士時代と同じか、できればそれ以上を希望するのが普通ですよね。
でもこれも人によりけりで、東京消防庁や政令指定都市消防に努めている現役の消防士なら年収が減ってしまう可能性があります。
なぜなら、基本給で言えば平均的な一般のサラリーマンと同等レベルですが、諸手当や休日勤務手当、時間外勤務手当を加味すると、明らかに平均値より高額だと言えるからなんです。
ただし、これが中核市以下の田舎消防だと事情は変わってきます。
東京消防庁と田舎消防の消防士の給料明細を見せてもらうことはできますか? 今回はこういった疑問にお答えします。 この記事の想定読者はこんな人です!  […]
ボクは東京消防庁から某田舎消防に転職しましたが、退職間際の年収がザックリと600万円。
もちろんここから税金が差し引かれますの手取り年収で概ね420万円ほど。
日本人の平均年収は2020年現在、441万円(国税庁企画課発表「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」) です。
田舎消防にお勤めの方の年収は、日本人の平均年収と同等かそれ以下ですので、転職することによって年収アップできる見込みがあると言えます。
仕事環境と人間関係は?
消防士だけでしか働いたことがない人は、民間企業の職場環境や人間関係が結構気になるのではないでしょうか?
ほとんどの消防士は消防署や分署、出張所といった閉鎖的な空間で勤務するうえ、男だらけの階級社会という特殊すぎる職場環境と人間関係の中で仕事をしています。
当然のことでですが、こういった環境は民間企業に転職したりフリーランスになると大きく変わります。
【実話】消防士の転職先としてトラック運転手を選んだ人の末路でお話しましたが、トラック運転手に転職した先輩曰く、他の社員と接するのは出庫時と入庫時だけ、ということですので人間関係はほぼゼロに近いですよね。
ボクに関しても仕事上で人に接することはほぼありません。
すべてWEB上であったり、メール、時にはLINEなんかで済ませてしまいますから人間関係は排除されています。
消防士から転職して新しい環境に慣れないうちは何だか孤独な感じもしますが、単純に消防士の人間関係や職場環境が濃すぎるだけですので心配しないでいいと思います。
消防士は民間企業で通用するのか?
消防士を辞めます、と言ったときにだいたいは所属長の「引き止め」に遭います。
「消防士から民間企業に転職するなんて厳しいんじゃないのか?」とか「消防士から転職しても何のスキルもないから使ってもらえないぞ」といったフレーズですね。
でも、こう言ったフレーズはネットや消防組織内でしか聞いたことがありませんし、そもそもそれを言っているのは現役の消防職員です。
民間企業に転職した元消防士やフリーランスになった元消防士が発している言葉ではありませんよね。
なので、ネットなどでよく見かける「元消防士は使えない」という話はあまり信じないほうがいいです。
結論的に、通用するしないは転職先によります。
ボクはフリーランスとして独立しましたので、仕事内容は消防士として働いていた頃とはまるで違います。
フリーランスになるにしても、転職するにしても自分の適性や目指すべきライフスタイルにあった仕事を選べば、全く心配する必要はありません。
ただし、自分の適性や目指すべきライフスタイルは、個人で転職活動をするとなかなか見えてきません。
ですから個々の業界に詳しい転職エージェントを利用するのがベストです。
【経験談】消防士から「失敗せずに」転職する方法
ここまで色々とお話しましたが、やはり本当に転職するとなるとまだまだ不安な点は多いですよね。
ですのでここからは消防士から「失敗せずに」転職する方法を具体的な手順を追って解説していきます。
結論的には以下の5つの手順を踏まえて転職活動をしていくと、消防士からスムーズに転職することができます。
- ミイダスで自分の適性年収を確認
- リクナビNEXTで求人情報を検索
- 「転職会議」でその会社の口コミを確認する
- 消防士の転職に強いリクルートエージェントに登録
上記5つの手順を確実に踏んでいけば安心して転職活動を進めて行くことができます。
それでは順に説明していきますね。
①ミイダスで自分の適性年収を確認する
消防士の年収については前の項目でお話したとおりです。
もしあなたが田舎の消防本部に在籍しているのなら、今よりもいい条件の求人を見つけることは十分に可能です。
ですから、実際に転職活動を始める前に自分の適性年収をあらかじめ知っておくことが必須となります。
この記事の冒頭でも少しご紹介させて頂きましたが、自分の市場価値を簡単に知ることができるミイダスと言う無料アプリがあります。
あなたの消防士という職歴やスキル、取得資格などを元に、転職後に見込める年収を算出してくれます。
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ボクは今でこそフリーランスですが、実際に消防士から転職する際、自分にどれくらいの市場価値(年収)があるのか知りませんでした。
ですので多くの求人サイトに登録して自分の感覚で企業を選んでいたのですが、結局無駄な労力を費やしていました。
このミイダスなら登録から診断完了まで早ければ5分程度で完了するため、サクッと今の市場価値を知りたい人には是非利用して頂きたいと思います。
②リクナビNEXTで求人情報を検索
ボクはネット上の転職サイト5、6社に登録してしまい、「他社の求人案件と被る」「DMが大量に送られてくる」という状態に陥りました。
リクナビNEXTは転職サイトの最大手、求人案件の数は他社とは比較にならないほど圧倒的です。
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しかしスカウト登録を利用する目的は、企業からのオファーを獲得することだけではありません。
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転職活動において、自己分析をする際に「自分の強みって何だろう?」「自己PRはどんな感じでするのだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか?
グッドポイント診断は、あなたの深層心理に潜む「自分らしい強み」を発見することができるツールですので、是非活用したいところです。
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③「転職会議」でその会社の口コミを確認する
転職会議というのは「あなたが転職先に選んだ企業のリアルな口コミ情報をチェックすることができるWEBサイト」となります。
転職会議の会員数は500万人を超えており、掲載されている転職口コミ情報は「100万件」を超えています。
応募する前に転職会議見てよかった。めちゃくちゃブラックだった。
転職会議ってサイト見てから応募するわ、、— くろねーこ (@ldhldh323) April 10, 2020
あと、就職・転職の際は転職会議などの口コミサイトを複数チェックしておこうね。どうしても主観で書いたものだから個人の価値観によるバラツキが大きくなるけど、荒れてる会社は口コミが総じて荒れてるので。
— こいわい☭みうら (@miura84) December 1, 2019
転職・企業評価口コミサイト、各社に書いたが
転職会議→悪評価を長文で結構露骨に書いても載せてくれる
カイシャの評判(en)→長い文章・露骨な内容は弾く傾向強し
openwork(旧vorkers)→投稿したもの1つも載せなかった
だったな https://t.co/aiefWxZOAB— HARUKAZE(春風) (@harukaze_JSDF) November 18, 2019
転職サイトの求人案件の情報だけでは分からない、実際に働いている方たちからの生の情報を知ることができます。
実際に働いてみなければ分からない社風などを感じ取ることができるのが、転職会議を利用する最大のメリットです。
転職エージェントのキャリアドバイザーを通して得る情報にはやはり限りがありますので、この転職会議を併用することで信憑性に高い情報を得ることができるんです。
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④消防士の転職に強いエージェントに登録
これは上記①でリクナビNEXTに登録された方は、公式サイトのトップページからアクセス、無料登録できるようになっています。
消防士から転職したい人にリクルートエージェントをおすすめする理由は以下の3つの強みがあるからなんです。
- 様々な業種の求人案件を持つ、業界最大の転職エージェント
- 他社の転職エージェントに比べて公務員事情に精通した担当者が多い
- はじめて転職活動をする消防士でも安心できる強力なサポート体制
これは転職活動時、実際にボクが使ってみて感じたことなんですが、転職先の企業の情報はもちろん、職務履歴書の添削、面接の対応などが本当に手厚く、担当のキャリアアドバイザーのアイデアで転職希望先へのアプローチがうまく出来たのを覚えています。
ボク一人の力で転職サイトだけでやっていたら到底無理だったんじゃないかと思います。
リクルートエージェント登録後、消防士という職務履歴を入力していたことから、公務員の転職サポートの経験が豊富なキャリアアドバイザーが担当になったとのことです。
そもそも新卒やフリーターをターゲットとした転職エージェントに登録したところで、消防士のあなたににマッチしたキャリアアドバイザーには出会えませんからリクルートエージェントに登録して本当に救われました。
結論的には「消防士=公務員」というキャリアをうまく活用してくれるキャリアコンサルタントがいるかどうかを基準に転職エージェントに登録してくださいね。
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消防士から転職後の生活を赤裸々に…
「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」と思っているあなたにとって最もが気になるのが、消防士から転職した後の生活だと思います。
ネット上で見かける自衛官の転職後の生活って良くも悪くも両極端で、感情的なものが多いのであまり参考になりません。
【消防士からフリーランスになって分かったこと】
非番日特有のあの気だるさがない
ビクビクして生活しなくていい
ひたすらマイペースな生活
頑張った分だけ年収がup
人間関係が完全に排除
朝イチの憂鬱感なし…けど不安定
安定と不安定の落としどころをどこに持っていくかですね#消防士
— akira-san@消防士 (@akira_blogger) May 2, 2020
ボクにとっては「成長が見込めない組織」や「消防特有の人間関係」などに限界を感じていました。
もちろん消防士から転職した理由はそれだけではありませんが、その2つのストレスが排除されたことによって人生が好転したと言えます。
しかしながら、すべてにおいて転職して良かったかというと実はそうでもありません。
ボクの心の中で、100%のうち70%は「転職して良かった」と思う反面、30%くらいは「転職しなければよかったかな…」と思うこともあります。
ですから、あなたが消防士から転職して後悔することがないように、消防士から転職後の生活のメリット・デメリットをお話します。
消防士から転職して良かったと思うこと
消防士から転職して良かったことは上記のツイートの他に色々とあります。
消防は職場環境や人間関係が特殊過ぎますので、そういったことを加味しないで考えた場合、結論的には以下の2点に絞られます。
- 自由な時間が圧倒的に増える。
- 仕事の責任がとても軽くなる。
消防士から転職したら自分の時間が増えた
消防士から転職して1番良かったことは、「自由な時間が圧倒的に増えたこと」です。
特にボクの場合は民間企業に転職後、フリーランスとして独立しましたのでこの部分は大きいかなと思います。
消防士は非番日に意外と多くの業務があって、ボクの場合はそれが救助指導会の訓練でした。
選手としても長年やってきましたが、組織の意向で30代になってからも指導者として救助指導会に携わることになり、「もう辞められるだろうな…」なんて思っていた矢先のことでした。
とにかく毎非番、貴重な時間が潰されるのでやはりかなりのストレスでした。
ボクの組織は田舎の消防本部でしたので、時間外勤務手当もほとんどつくことがなく、ほぼサービス残業状態。
もちろん、救助指導会の訓練などがない週休日であっても、大雨などで招集がかかれば出勤しなければならなかったので、やはり自由な時間は少なかったですね。
しかしそのような「厳しい環境」の田舎の消防士から転職すると、毎日の生活の中で完全に自由な時間が作れるようになります。
ボクの場合は、リモートワークが可能な企業に転職したので、そもそも時間に縛られることはありませんでしたが、最近の傾向として残業をさせずにワークライフバランスを重視した企業が増えてきているのも事実です。
消防士から転職したら仕事の責任が軽くなった
消防士から転職して2番目に良かったことは、「仕事の責任がとても軽くなったこと」です。
消防士は隊長レベルはもちろんですが、隊員レベルでも各個人に責任がのしかかってきます。
これは組織風土や体制に多くの影響を受けるところですが、ボクが在籍いていた田舎の消防本部では、言い方が悪いですが組織や上司が部下のミスをカバーしてくれるような環境ではありませんでした。
どちらかと言えば、昇任すればするほど楽をして責任逃れをする、というようなブラックな組織でしたのでやはりしんどかったですね。
もちろんそうではない孤軍奮闘する素晴らしい先輩もおられましたが、ボクの場合、自分の身をすり減らして何十年も組織と闘えないな、と思い転職に踏み切りました。
実際に民間企業で消防組織の話をすると引かれるレベルの職場環境です。
どんな仕事にも責任はつきものですが、田舎の消防士に比べると理不尽な責任がのしかかってくるようなことはありません。
消防士から転職して悪かったこと
上記で消防士から転職したメリットばかりお話してきましたので、「じゃあ、やっぱり転職しようかな」と思う方がいるかもしれませんが、実は消防士から転職して良かったことばかりではありません。
ぶっちゃけですが、「こんなことなら転職しなかった方が良かったかな…」と思うことも稀にあります。
特に次の2つは転職後に時々感じることです。
- やはり収入は不安定
- フルリモートワークは寂しい
消防士から転職したら収入が不安定になった
消防士から転職して1番悪かったことは、「収入が不安定になったこと」です。
現在ボクは在宅でWEB関係の仕事をしていますが、当たり前ですが自分で営業をかけて案件を確保していかないと収入は途絶えてしまいます。
これはもちろんフリーランスとして働く上で避けては通れない現実ですが、やはりうまく仕事を取れない時などはストレスに感じることもあります。
この記事を書いているのは2020年5月現在ですのでコロナショックの真っただ中です。
ボクの場合はコロナショックの影響をもろに受けることはありませんが、それでも若干仕事の案件が不安定になっていますので、社会環境に左右されることを肌身で感じています。
そういったことを考えると、やはり社会経済が危機的な状況であっても収入面でほとんど影響を受けることのない消防士や公務員の安定感は正直うらやましいと思いますね。
消防士から転職して在宅のフルリモートワークになると寂しくなる
これはボク自身予想だにしていなかったことなんですが、消防士から転職して2番目に悪かったことは「寂しくなる」です。
消防士として働いていた時は、非合理的な職務内容や、面倒な人間関係、パワハラやモラハラが蔓延していた組織風土に絶望し随分と疲弊していました。
間違いなく消防組織の職場風土や人間関係は濃くて特殊です。
しかしそういった組織の中で十数年間過ごしてくると、うまく言えませんがある種の「慣れ」が生じてしまい、いざ外部の環境に触れると不思議と物足りなさを感じてしまいます。
消防士から民間企業に転職した際はかなりドライに感じましたが、さらに独立してフリーランスとなると職場環境的には消防士時代と180度違うわけです。
しかも消防士は民間企業の会社員やフリーランスに比べて情熱的で仕事に対して一生懸命です。
民間企業では仕事にスピード感が求められるため、消防士時代に上司や先輩の動向を伺いつつ、必要以上に時間を費やしてしまうような起案、決裁事務なんてものはありません。
そういった処理はほぼメールで済ませますし、そこに労力を費やすことはまずありません。当たり前ですよね。
民間企業ではあくまでも利益の追求が第一優先であるので、そもそも組織内の事務処理に時間を割くことはありません。
そういった意味では仕事内容の意味や根拠を深堀りしてしまっていた消防士時代に比べると良くも悪くもドライですね。
消防士を退職して数カ月経つとやはり「ちょっと寂しい」思ってしまうかもしれませんのでイメージしておくといいかもですね。
消防士から転職しないという選択もアリです。
「消防士を辞めたい」「消防士から転職したい」と思っている人の悩みが少しでも解決できればと思い、 消防士から「失敗せずに」転職する方法をボクの経験を基にお話してきました。
しかしながら、もう一度よく考えて欲しいことは「消防士から転職しない」という選択肢もあるということです。
これまでにもお話ししてきたように消防士という職業は特殊で閉鎖的です。
ボク自身も消防士としての人生に不安を感じ、退職、転職という道を選びました。
しかしながら、消防士を退職して民間企業に転職、フリーランスとして独立して初めて、消防士あるいは公務員という職業の良さにも気づきました。
ですから、転職先が自分に合わなかったら後悔するというリスクは少なからずあります。
「消防士から転職して後悔したくない…」と思った人はこちらの記事を参考にしてみてください。
消防士を辞めたいけど迷っています。 消防士を辞めて後悔しない方法ってありますか? 今回はこういった疑問にお答えします。 この記事の想定読者はこんな人です[…]
転職活動をやってみて「やっぱり消防士がいいかな」と少しでも思った人には、消防士を続けつついつでも退職できるようにスキルアップを図っておくことをおすすめします。
今回は以上となります。