消防士の面接に受かる人ってどんな人ですか?
何か共通点とかあります?
今回はこういった疑問にお答えします。
この記事の想定読者はこんな人です!
消防士の面接に受かる人ってどんな人なのかを知りたい人
この記事の信頼性は以下のとおりです!
ボクは東京消防庁と某田舎消防で、17年間消防士として働きました。
消防士を目指した当時、東京消防庁をはじめ7つの消防本部を受験し、そのうち6つの消防本部の試験に合格しています。
現在はちょうどいい仕事をしながら、家族との時間と自分の時間を楽しんでいます。
この記事では、17年間消防士として働いてきたボクが、近年の消防士の採用試験の傾向を踏まえつつ、『消防士の面接に受かる人はどんな人なのか?』について解説していきます。
なおこれから東京消防庁や地方消防を目指す方は、以下の「消防士になるためのリアルロードマップ」をご覧ください。
消防士になるには、一体何から始めれば良いんですか? 消防士の試験って、体力がそこそこあれば合格できるんですよね? 今回はこういった疑問にお答えします。 […]
先に結論です!
消防士の面接に受かる人の共通点は、
です。
では始めまずね。
ちょっとお断りです
この記事は消防士の面接にことごとく受からなかった過去のボクに向けてのメッセージでもあります。
少々意味不明な表現がありますがご了承ください。
消防士の面接に受かる人の共通点は「素直」な人!
繰り返しますが、消防士の面接に受かる人の共通点は、
です。
ボクは長年消防士をしていたので分かるんですが、
- ウソをつく
- 言い訳をする
上記2点に当てはまる人は消防の世界では生きていけません。
もちろん消防署には色んなタイプのオッサンどもがいます。
- 知識・技術のスペックがとにかくすんごいオッサン
- 情が熱くて愛情たっぷりの親分肌のオッサン
- 箸のコケたようなことを指摘してくる小姑的オヤジ
- 仕事はしないが全く害のないオッサン
こんなオッサンどもが生息しているのが消防署です。
しかし彼らは決してウソをつかないし、言い訳をしません。
なぜなら、
です。
信頼を失えば消防の世界では一巻の終わり。
これは決して大げさではなく、退職するまでレッテルを貼られるようなイメージを持っておけばいいいかと思います。
ですから当然面接で判断されるところは、「素直であるかどうか」なんです。
面接は「消防の世界で生きて行くための人間性を試される場」と理解してください。
逆に消防士の面接に受からないのはこのパターン
消防士の面接に受からないパターン1:違う自分を演じている
消防士の面接に受からないパターンの1つ目が、
です。
消防士の面接試験を何度受けても受からない人は、「違う自分」を演じている可能性が大です。
と思っている受験生がほとんどだと思います。
しかし「アピールしないといけない」と思っている時点であなたのウソがバレてしまいます。
面接官はまがいなりにも消防のベテラン。
受験生の素生なんてすぐに見抜けます。
今は分からないかもしれませんが、消防の世界で長年生きていると「人を観察する能力」が付いてきます。
年数を重ねるごとにその能力はどんどん研ぎ澄まされていきます。
したがって初対面の人であっても「どんな人間なのか?」くらいは瞬時に察知できるわけです。
そんな人を相手に「違う自分」を演じても簡単にバレてしまうんですね。
なので決して自分を演じてはいけません。
消防士の面接に受からないパターン2:質問に対しての答えになっていない
消防士の面接に受からないパターンの2つ目が、
です。
これはボクがとある消防本部の面接試験で犯した大失態です。
え~っとですね…
今ボクには3年間お付き合いしている彼女がおりまして…
その人は本当に人間的に優しいので、「好き」というより「尊敬」の気持ちが大きいです…
…
撃沈でした。
当たり前です。
こんな回答では意味不明です。
しかも自分の彼女のことを面接時に引き出すなんて言語道断。
ボクがこんなぶっ飛んだ回答をしてしまった理由は、
- そもそも面接をナメていた
- 圧迫面接でパニクっていた
です。
当時のボクは面接対策を何もせずに消防士の採用試験に挑んでいたんです。
1次試験は突破したものの2次試験には通らず…
こんな状況でした。
しかも当時の消防の面接って結構圧迫面接が主流で。
分かってはいるんですけど、怖いオッサン面接官がゴイゴイ突っ込んでくるとパニクってしまってww
近年は東京消防庁をはじめとする全国各地の消防本部の採用試験では「人物重視」の傾向が強くなってきています。
ですからしっかりとした面接対策が必要です。
消防士の面接に受からないパターン3:言葉遣いが軽い
消防士の面接に受からないパターンの3つ目が、
です。
前項目のボクのナメ腐った言葉遣いがそれです。
ボクが消防士を目指したのは今から20年前。
当時は、
のような都市伝説がありました。
公務員の予備校に通って筆記試験対策をしていたボクは面接のことなんか「どこ吹く風」状態。
「筆記試験でそこそこ得点が採れたから面接なんてオマケみたいなもの」と勝手に思い込んでいました。
ちなみに当時のボクはまともな就職活動をしたこともなく、面接の経験はほとんどありませんでした。
とりあえず敬語で喋っておけば大丈夫だろ..くらいの感覚.。
なので言葉遣いがなってない。
もう恥ずかしいレベル。
最低限の面接のマナーを身に付けておかないと、そもそも面接官に失礼です。
じゃあ、消防士の面接に受かるためにどんな準備をすればいいの?
消防士の面接に受かるための事前準備1:自己分析をする!
消防士の面接に受かるための事前準備の1つ目です。
です。
なぜなら「自己分析」によって、「自分の強み」に気付くことができるからです。
自分の「自分の強み」を把握しておけば、あなたの思いを面接官に伝えやすくなります。
もちろんこの自己分析は面接のためだけではありません。
「自分は本当に消防士に向いているのか?」をもう一度見直すことができんですよ。
自己分析のために難しい本を読む必要はありません。
やり方は至ってシンプル。
時間も10分程度で済みます。
っでそのやり方は、
です。
本来は就職活動用のサイトで紹介されているアプリですが、これをうまく利用すればOK。
しかも完全無料。
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グッドポイント診断は、ストレングスファインダーの無料版。
ストレングスファインダーというのは、米国ギャラップ社が開発したオンライン「才能診断」ツールのことです。
しかし、リクナビNEXTのグッドポイント診断は、ストレングスファインダーとほぼ同様のレベルの診断が可能。
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グッドポイント診断は、あなたの深層心理に潜む「自分の強み」を発見することができるツールですので、是非活用したいところです。
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※登録完了後、約20分で診断できます。
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さらに突っ込んで言うと、ミイダスの中でも「コンピテンシー診断」、「パーソナリティ診断」が抜群にイイ!
公式サイトでは以下のように紹介されています。
つまり以下のようなことが分かるわけです。
「〇〇な性格だから、消防士になればこういう仕事が向いているのか…」
「自分では気が付かなかったけど、△△は強みなのか…」
「××にはストレスを感じにくいから、積極的にやっていけそうだな…」
「自分の強み」は意外と分からないものです。
人に言われて初めて気付いたり、しっかりと時間を費やして自己分析をしないと、「本当の自分」を炙り出すことはできません。
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「自分の強み」が分かれば面接時には強力な武器となります!
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dodaキャンパスは、「GPS」という自己分析ツールが完全無料で利用可能です。
23の設問に答えるだけで、時間にして3分で自己分析ができます。
グラフやランキング形式で自己分析の結果が分かります。
ボク的には一番分かりやすかったです。
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質問数が150問と多いのが特徴で、診断時間は15分程度です。
以下の9つの項目から自分を客観視できます。
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
- 人物像及び人材活用に関するコメント
実際にボクも使ってみて、特に自己分析に役立つんじゃないかと思うのは、
この3つの診断データです。
dodaキャンパスと同様、グラフで数値化されるので分かりやすいんです。
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消防士の面接に受かるための事前準備2:YouTubeを見まくる!
消防士の面接に受かるための事前準備の2つ目です。
です。
今やYou Tubeで消防士の面接のアウトラインを掴むことができます。
ここ最近本当に有益な情報が増えてきたな、という実感があります。
特にこれから消防士を目指す人が見るべきYouTubeチャンネルは以下の2つです。
- 消防士の採用試験に精通した元消防士のYouTubeチャンネル
- 消防士の面接試験に特化したスクールのYouTubeチャンネル
この2つのYouTubeチャンネルをとにかく見まくってください。
消防士の採用試験に精通した元消防士のYouTubeチャンネル
- TOMO LABO CHANNEL
- えだまめ
- 消ちゃん/消防情報ちゃんねる
以上3名の方はいずれも元消防士のユーチューバーさんです。
過去に消防士として働いてきたボクの目から見ても、本当に信憑性が高い内容を発信されています。
この3名の元消防士ユーチューバーさんの優れているところは、全国の消防関係者と交流が深いということ。
つまり彼らのYouTubeチャンネルからは、最新のリアルな情報を入手することができるわけです。
特に消防士の採用試験の情報については、彼らでしか握っていない情報もあります。
ですからここでご紹介した3名の元消防士ユーチューバーは要チェックです。
消防士の面接試験に特化したスクールのYouTubeチャンネル
- 伊藤内定ゼミ
なぜこの内容の動画が無料で公開されているのか不思議なくらいです。
伊藤内定ゼミのYouTubeチャンネルでは、各消防本部の面接で実際に質問された内容を知ることができます。
百聞は一見に如かず。
一度アクセスしてみてください。
消防士の面接に受かるための事前準備3:模擬面接を経験しておく!
消防士の面接に受かるための事前準備の3つ目です。
です。
理由は「面接の空気感」を体感できるからです。
You Tubeや過去問を見てるだけでは、はっきり言って実際の面接で実力を発揮できません。
模擬面接はリアルでもオンラインでもどちらでもOKです。
重要なのは、
です。
You Tubeと過去問で理解していたつもりでも、実際に面接形式でランダムに質問されると答えられないものです。
しかも相手の目を見ながら質問に答えなきゃならないとなるとなおさらです。
ですから模擬面接は必ず経験しておくことをおすすめします。
ちなみにボクがおすすめするのは、
「東消塾」のオンライン面接。
講師は元東京消防庁OBの方々。
東京消防庁の採用試験といえば、「人物重視」の傾向が有名です。
東京消防庁では、面接と論文で受験生の本質を見極めます。
正直なところ、現役の東京消防庁の職員であっても、採用試験の情報や面接のリアルについては把握していません。
なぜなら、実際に採用試験を受験していないからです。
受験生からの最新情報を常にフィードバックさせているのが「東消塾」の強み。
スタッフにより生きた情報が集められ、「東消塾」のスクール生に惜しみなく提供されます。
面接で落とされたら結構キツイものです。
これはボク自身が経験していますから本当にそうです。
他の受験生に少しでも差を付けたいなら一度公式ホームページを覗いてみてください。
消防士の面接に受かる人の共通点はたった1つのまとめ
消防士の面接に受かる人の共通点はたった1つ。
素直な人
です。
消防士の面接ではもちろんのことですが、消防士として仕事をする上で「ウソ・言い訳」は命取りとなります。
面接官はあなたの「素直さ」を全力で見抜こうとしてきます。
ですからあなたも精一杯「素直な自分」をアピールしてください。
もちろん「素直な自分」を存分にアピールするためには、前項目で説明した「事前準備」をしっかりしてください。
- 自己分析
- YouTube
- 模擬面接
以上の3つです。
この中でも自己分析は超重要です!
「自分の強み」を知っておきましょう!
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※登録完了後、約20分で診断できます。
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この事前準備をしつつ、消防士を目指すこの機会に自分をもう一度見つめ直してはどうでしょうか?
そして「自分の素直さ」を再確認できた時には、全力で消防士の採用試験に挑んでください!
絶対にあなたは消防士になれます!
それでは健闘を祈ります!
今回は以上となります。